2007年5月2日

ヒューストン・アストロズ 対 シンシナティ・レッズ @Minute Maid Park

Houston 3, Cincinnati 1
(13-14)
  Final 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R H E
Cincinnati 0 0 0 0 1 0 0 0 0 1 4 0
Houston 2 0 0 0 0 1 0 0 X 3 10 1
Box Score
WP: R. Oswalt (4-2) S: D. Wheeler (4)
LP: K. Lohse (1-2)
(11-15)

休暇でテキサスに行ってきました。目当てはヒューストンの友人を訪ねることと、MLB観戦。テキサスは初めてです。

ヒューストンの空港から市内へ。気温は30度に達し、湿度がすごく高く、東京の8月、って感じでした。朝、シカゴでバスを待ちながらふるえていたというのに。
初日からアストロズ観戦です。本拠地、Minute Maid Park は市内中心部にあります。

高温多湿なヒューストンなので開閉式のドームになっています。

名物の機関車や大きなボールの形のオブジェが楽しい感じです。
上の席から見た場内の様子。

左右非対称な外野スタンド、機関車、ヘンなセンターの山などなど、テレビ中継で見ていてもかなりインパクトのある球場の1つだったので、実際に見ることができて興奮。
例の機関車これです。球場の敷地が元々鉄道駅だったことにちなんで機関車。球場建設の際に、オーナーがポケットマネーで作ったとか。

試合開始の時、見方のホームランの時、試合に勝ったときに走ります。目立つように、通常の機関車よりかなり大きめに作ってあります。

石炭の変わりに積んでいるのはこの球場のモチーフである、ボールの縫い目のついたオレンジ。ちなみにこの球場の名前についているMinute Maid ってのは有名なオレンジジュースの会社。
 こんな機関車の演出なんて、野球の本質とはあんまり関係ないので好みが分かれるところでしょうが、僕はこういうのも好きです。リグリーやウェンフェイのようなクラシックでストイックな球場も魅力的ですが、こういうのもこれはこれでアメリカンな感じなんじゃないかと。野球のプレー1つ1つは十分堪能できることは大事ですが、それに加えてエンターテインメントがあって、アメリカの野球ファンや野球文化が見えてくるのはなかなか興味深いです。

さて、下に行った時にはアストロズの練習が終わりレッズの練習が始まろうということろでした。

で、いきなり目の前にいたのはビジオに挨拶するレッズのアダム・ダン。

アダムダンですが、レッズという地方球団にいることもあって、日本での知名度は少し低いんでしょうか。毎年、シーズン前のHR王と三振王の候補に必ず名前が入るようなバッターです。特に、三振王の方。(^^; 以前も見たことがあるのですが、とにかくでかい。周りの野球選手より一段抜けて大きいです。でも、意外と盗塁したりするんですよね。そんな感じで、メジャーリーグ的な魅力たっぷりの選手です。

で、今日見ていて思ったのですが、アダムダン、とても明るくて気さくな感じでした。ますます好きになったかも。

で、この写真はビジオとケングリフィーJrと談笑しているところ。ビッグネームに弱い自分、はしゃいで何枚も写真撮っちゃいました。
これはレッズのジョシュハミルトン。一度、スター選手としての人生から転げ落ちかけましたが、今年は再起をかけ活躍中。

こんな感じで気さくにサインに応じているのを見て、ますます応援したくなりました。
打撃練習の順番を待つレッズの切り込み隊長ライアンフリール。彼も腕っ節とか筋肉隆々なんですが、アダムダンの前では小さく見えます。
レッズの先発投手、アローヨです。慎重だけならアダムダンと同じくらいかな。こっちは格好いいって感じです。CD出すようなミュージシャンでもあるんですよね。フォームも独特だし、ホームランはうつしで、やっぱり好きな選手。今日は出番話でした。
守備練習も見ていて楽しいです。ショートの練習をしているのは若手のAゴンザレス。で、もう一人はなぜか、中継ぎ左腕のマイク・スタントン(?!)。後ろでふざけています。

なんで中継ぎ左腕がショートの守備練習なんかするんでしょう?この二人が代わる代わる練習していたので、ゴンザレスの守備がものすごくうまく見えました。^^;
アダムダンがじゃれて遊んでいます。

明るいスキンシップの好きな選手だということが分かりました。それにしても重そうだ。。。
アダムダンを応援するボードを持った女の子を発見。ヒューストンにレッズファンなんていないだろうと思っていたのですが、で実際いなかったのですが、アストロズファンの中でもアダムダンの人気はかなりのものでした。
アストロズのマスコット。ウサギ?
アストロズのラインアップ。嬉しいことに先発はエースのロイ・オズワルトです。三振こそ少ないですが、大リーグを代表する投手です。
選手の紹介はこんな風になってます。Wantedって。。。

席は内野席にしたのですが、アストロズは地元ではとても人気があるので一番後ろしか買えませんでした。よって、試合中の写真はあまり無し。(^^;

でも、十分迫力はありました。
オズワルトのフォームです。大リーグのピッチャーは下半身を使わず上半身の強さだけでやっていける豪腕ピッチャーも多いですが、オズワルトは日本人から見てもほれぼれするようなフォームでした。今日も8回をダンのHR1本に抑える好投。尻上がりの好投で蹴り足の高さも回を追うごとに高くなっていきました。
センター後方は謎の丘が。しかもそこに旗が立っていたりします。面白い気もしなくはないですが、これはやりすぎではないかと。。。カルロス・ベルトランも危ないから何とかしてくれと苦情を言ったとか。
回の途中でのテキサス娘のパフォーマンス。
Seventh inning stretch では、Take me out to the ballgame の次に、みんなでテキサスの歌を歌っていました。テキサスってアメリカの中でも地元意識の強いところなんですよね。聞いたこともなかった我々はポカンと見守るだけ。。。(^^;
試合はアストロズが快勝。オズワルトが好投、打つ方でもビジオ、バークマン、リーと打つべき人が打っての快勝。他方でアダムダンの豪快なHRも見れたので、とても満足な試合展開でした。

明日は、車でダラスへ向かいます。

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