5月4日木曜日
ホワイトソックス対マリナーズ戦
シカゴ・ホワイトソックスVSシアトル・マリナーズに行ってきました。平日のデーゲームです。日本じゃあり得ないですよね。でも、球場はホワイトソックスのファンで大混雑でした。
試合開始前の風景。去年の優勝監督、ホワイトソックスのオジー・ギーエンがテレビのインタビューに答えている。ベネズエラ出身の若い監督は、その早口の英語がアメリカ人にも「何を言っているんだかよく分からない」と評判!(^_^; |
よくあるファンサービスの光景。ホームプレートのすぐ後ろで、ホワイトソックスの主砲、ジム・トーミがファンにサインをしています。アメリカの球場のスタンドとグラウンドの距離の近さは本当に魅力です。それと、メジャーリーガーのファンに対する精神もすごく良いですよね。アメリカの野球文化の豊かさを感じられる一シーンです。 |
さて、試合はソックスがホセ・コントレラス、シアトルは期待のルーキー、ヘルナンデスの両先発。 もちろん、マリナーズのイチローもお目当ての1人です。でも先発マスクは城島じゃなくて残念。。。 |
コントレラスは、あのキューバから亡命してヤンキースとメジャー契約したコントレラスですね。結局ニューヨークで活躍できずシカゴに来たのですが、最近、絶好調。今日も期待していたのですが、危なげない出来でした。細かい球種まではわかりませんが、球種がすごくいろいろあることはわかりました。オーバースローとサイドスローを織り交ぜて投げてきます。直球は最速154kmほど。打者は全然、まとを絞れませんでした。
最近、絶不調のマリナーズ打線。コントレラスの前に沈黙です。残念、イチローは4打席内野ゴロでした。 |
さて、試合ですが、マリナーズの先発、弱冠二十歳のヘルナンデスは豪快なフォームで155km程の快速球をテンポ良く投げるのですが、見るからに若いなー、というピッチング。好調ホワイトソックス打線につかまっていました。でも4番コネルコを見事なチェンジアップで三振に取っていたりして、大器の片鱗は見せつけていました。将来に期待です。試合はソックスが終始優勢で、最後はソックスの守護神、ボビー・ジェンクスがしめて、ホワイトソックスが4対1で勝利。点差以上に圧勝という印象のゲームでした。井口は猛打賞で大活躍。ジェンクスは縦にも横にも巨漢ですねえ。160km近い速球は迫力満点。
さて、今日はお休みかと思われたルーキー(!!)城島健司ですが、9回最後の打者として登場!! アメリカではジョージ・マッケンジーと紹介されて、通称ジョージで呼ばれている、なんて話を聞きましたがほんまいかな。 |
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ところで、シカゴでのマリナーズ戦となれば日本人選手がまとまって見れるので昔からシカゴの日本人には人気のカードです(以前は高津や長谷川も見れましたね)。で、2年ほど前にここでシアトル戦を見に行ったときは、球場がらがらで日本人のイチローへの声援がやたら目立っていたおぼえがあるのですが、今日は平日のデーゲームにもかかわらずホワイトソックスファンで大混雑。日本人のファンは大勢いましたが、日本人の声援なんてほとんど聞こえませんでした。数年前は不人気の弱小球団だったホワイトソックスが、去年はワールドチャンピオンで今は大人気。隔世の感がありました。
さて、沈黙のマリナーズ打線の中で僕らをわかせたのが、日本でもおなじみ、この人!今季初スタメンで、豪快な打球を3塁ベースにぶつけて一生懸命走ってヒットにしていました(笑)。ちょっと嬉しかったな。アメリカに来ちゃうと、日本でやっていたみたいに「愛妻家」なんてことで売り出すのは無理ですけど。(^^;) |